2005年06月19日

衆議院安全保障委員会での「平和支援国家」に関するやりとり

衆議院TVビデオライブラリ6月14日安全保障委員会より
1時間44分を経過したところです。
■武正公一(民主)
1:44
・・・ミサイル防衛構想の進捗状況についてはアメリカに注文をつけていくべきであって、聞くところによると、06年度以降、50億ドルほどミサイル防衛構想の予算が削減される、これを日本が肩代わりするようなことがあだやあってはいけない、主体的なミサイル防衛構想についての取組みをお願いしたいとおもいます。このときシンガポールで防衛庁長官が、アジア安全保障会議でスピーチをしている。このときにこのようなことを述べておられます。
「平和支援国家へ」
「第二次大戦後日本は平和を愛好する国家として生まれ変わったが、60年を経た今、平和愛好国家というだけでなく、平和支援国家として生まれ変わるべき」というふうに述べたという資料を防衛庁からいただいているんですが、わたしも「平和支援国家」という言葉は初めて聞いたんですけれども、これは防衛庁長官がつくられたことばなのか、あるいはもう政府として明確に「日本は平和支援国家になるんだ」ということをしっかりと謳っていることばなのか、ちょっとこの発言の真意もあわせてお答えいただけますでしょうか。
■大野功統(防衛庁長官)
1:45:16
平和支援国家という言葉はまだまだ人口には膾炙していないかもしれません。しかし世界的に見ますとやはり、平和を愛する peace-loving、それから平和を維持するpeace-keeping、そして平和を支援する peace-supporting、そして最後に平和をつくるーこれは戦闘行為を伴うわけでありますが、平和をつくる peace-making、こういうような概念が一部にはもう定着しているのではないかと思います。今回、私はさまざまな、とくに東南アジアの諸国のみなさまが参加されているなかで、やはり「日本は平和国家なんだ、民主国家なんだ」ということを強調したくて「平和国家として生まれ変わった」ということを申しました。しかし、平和と言っているだけでなくて、やはり前回の防衛大綱にも明快に書かれておりますとおり、国際的な安全保障環境を改善することがこれすなわち日本の安全と平和につながってくる、こういう意味で、平和のために貢献するというよりも、むしろそういうような平和を自ら支持していく、支援していく、こういう意味で、国際安全保障環境を改善することがすなわち日本の平和と安全なんだ、こういう意味で、peace-supporting countryと、こういうような言葉を使わせて頂いている次第でございます。
■武正公一(民主)
政府としてはまだ平和支援国家ということが日本の歩む道であるということを謳ってはいない、あくまで長官の造語ということであると確認させていただいたわけです。


posted by 国民保護法ウォッチャーズ at 18:52 | TrackBack(0) | 国会傍聴日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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